フリマアプリのラクマを運用する上で、絶対に導入するべきなのが自動出品ツール。
私自身、フリマアプリを運用し始めた当初は手動で出品作業を行っていました。
私がフリマアプリで物販をやり始めたのは中学生のころでしたので、授業中に先生にバレないように携帯を机の下で操作し、常に下書きにはすぐに商品が出品できるようにキープしてありました。
しかし、複数のアカウントを回したり、スマホを操作できないときにはどうしても出品ができないため、多額の機会損失を出してしまっていました。
今回はこのような機会損失を出さないように、おすすめのラクマ自動出品ツールについて解説します。
なぜラクマ自動出品ツールが必要なのか?フリマアプリの特徴
おさらい程度にフリマアプリの特徴について解説します。
販売用のプラットフォームはAmazon、ヤフオク、楽天など、いろいろありますが、フリマアプリには他のプラットフォームにはない特徴があります。
それは出品回数こそが売れる鍵であるということ。
メルカリやラクマ等のフリマアプリの仕様は、フリマアプリのトップページに出品された順で商品が表示されるようになっています。
さらにユーザーがほしい商品を検索した場合でも、出品されてから時間が経っていない商品が上位に表示される仕様です。
つまり、出品を常に行っていなければ、ユーザーの目に留まる確率を下げてしまうことになるので、売上に大きく差が出てしまうことになります。
日中に常に出品できる環境があったとしても、寝ている間やお風呂に入っている間など、どうしてもスマホを操作できない時間には出品自体ができなくなるため、他の出品者に購入者が流れてしまうことになります。
これを防ぐために自動出品ツールを使う必要があります。
単純に手動で出品する手間が減るので、他の事業に専念したり、忙しい人でも片手間でお金を稼ぐことができることもメリットですね。
ユーザーが選んだおすすめのラクマツール
今稼働しているおすすめのラクマツールをまとめました。
すでにサービスが終了していたり、ページが見つけられなかったツールに関しては今回は紹介しません。
ラクマツールはいろんな会社から出ていますが、月額料金や機能、操作性が異なります。
選び方を間違えると、稼げる額にも関わってきますから、慎重に選びましょう。
1.BlackCat
引用元:https://www.blackcat-fril-tool.com/
一番おすすめのラクマツールです。
私自身、長年お世話になっていて、他の転売ヤーからの評価も高いツールです。
最近、BlackCatの累計導入社数が3000件を突破したとのことで、やはり一番人気のあるツールだと再確認しました。
BlackCatの特徴
こちらのツールは元々、メルカリの自動出品ツールを作っていた会社が運営しているサービスということもあり、フリマアプリの自動出品ツール歴は一番長いのではないでしょうか。
転売ヤーが開発したツールでもあるので、出品者の気持ちをよくわかっており、自動化したい部分をしっかり自動化してくれる機能が備わっています。
機能の多さは他のツールにも負けず、月額料金もラクマツールの中では一番安いです。
クラウド型のツールで、パソコンであれば、どの端末からでもログインができます。
【機能】
・スケジュール設定
・一括商品登録機能
・一件毎商品登録機能
・コメント返信
・一括発送通知
・配送ラベル発行
・評価対応
・プロフィール編集
・複数アカウント管理機能
・同期機能(出品中の商品データをワンクリックで取り込み)
・自動取引メッセージ機能
私が一番使う機能は、一括登録機能、一括発送機能、配送ラベル発行機能、自動取引メッセージ機能です。
複数アカウントを運用する際にはもってこいの機能がふんだんに盛り込まれており、半端なく使いやすいツールです。
商品が売れたらあらかじめ登録しておいた定型文を自動で送信してくれる機能が結構使えます。
自分が寝ている間に商品が売れて、次の新しい商品が出品されてしまうと、購入した方は自分のメッセージが無視されたと感じ、不安になります。
Amazonやヤフオクを運用していてフリマアプリに来た人はわかりにくいかと思いますが、フリマアプリを運用する際には、メッセージのやり取りが案外大切なので、この機能はかなり助かります。
月額料金 | 1アカウントプラン 2,980円 |
3アカウントプラン 5,800円 | |
5アカウントプラン 9,800円 | |
おすすめ度 | おすすめ度 (5.0) |
※いずれのプランも、最初にアカウント発行手数料2,980円がかかります。
\ラクマツール業界で最安!/
2.キッカ
引用元:https://kikka-tools.com/
次に有名なツールはBlackCatと同じくクラウド型のツールのキッカ。
ほとんどBlackCatと同じだと言ってもいいと思います。
ただ、機能面や価格面で違いがありますので、以下をご覧ください。
キッカの特徴
5日間無料試用ができることがBlackCatとの違いとして挙げられます。
BlackCatは試用期間はなく、こちらのキッカにはあります。
5日経過すると、自動で課金が始まる仕組みになっています。
価格面ではBlackCatよりも月額費用が1000円高く、機能もBlackCatほど多くはありません。
【機能】
・スケジュール設定
・一括商品登録機能
・一件毎商品登録機能
・コメント返信
・一括発送通知
・配送ラベル発行
・評価対応
・プロフィール編集
・複数アカウント管理機能
月額料金 | 1アカウントプラン 3,980円 |
2アカウントプラン 6,980円 | |
おすすめ度 | おすすめ度 (3.0) |
やはり月額料金はキッカの方が高いです。
BlackCatでは3アカウントで5,800円ですから、いかにキッカが高いことがわかります。
ラクマツールの利用が初めてで、無料で試してみたい方はキッカの無料キャンペーンに参加し、操作性を確かめてからBlackCatにしてみてもいいかもしれません。
BlackCatはキッカが推しているサポートも早いですし、機能面でも勝っているので実際に運用していくのであればBlackCatをおすすめします。
3.ラクフリ
引用元:http://www.rakufuri.com/?gclid=EAIaIQobChMIgqPgw6uD6wIVw6iWCh3WpwiREAAYASAAEgINYPD_BwE
ラクフリの特徴
PayPayフリマも出品できるラクフリ。
PayPayフリマの出品ツールは比較的少ないので、PayPayフリマにも出品したい方にはもってこいのツールです。
しかし、上記の2つとは決定的な違いがあります。
それはラクフリはインストール型のツールであること。
インストール型のツールはパソコンにインストールして動作をさせるもので、インストールした1つの端末でしか動作しません。
さらに、自動出品ツールというものは、常に出品させることでメリットを最大限に発揮できるものです。
ずっとパソコンの電源をつけっぱなしにしなければならないので、パソコンの寿命が思っているよりも早く縮まります。
私もインストール型のシステムを使っていたことがあるのですが、20万円のPCが数か月で壊れてしまいました。
案外インストール型のツールはパソコンに負荷をかけるようです。
【機能】
・商品登録、出品予約(エクセルでの出品登録も対応)
・売れなかった商品は自動で取消できる
・ツール上からメッセージのやりとり、発送通知、評価が可能
・出品時のIPアドレスを1品1品違うものにできる(※オプション)
・発送先住所も一覧からコピーするだけ
・商品登録等の一連の必要な機能は揃っています。
月額料金 | 1アカウントプラン 3,000円 |
おすすめ度 | おすすめ度 (2.0) |
月額料金は確かに安いのですが、ラクマだけで運用したい場合には少し不向きだと思いました。
それにラクフリは以前、IP分散を謳うオプションが有料で付けられていました。
現在はホームページ上から削除されている項目ですが、ラクマにIP分散は必要ないことがわかっているため、これでお金を取るのはどうかと思ったので、この評価となっています。
パソコンの寿命を縮めてもいい、PayPayフリマでどうしても自動出品がしたい方にはおすすめです。
ラクマ自動出品ツールの導入における注意点
ラクマ自動出品ツールの導入には、知っておくべき注意点があります。
アカウントの凍結の可能性が上がる?
自動出品ツールを導入する際に一番気になるのが、アカウントの凍結。
メルカリ、ラクマなどのフリマアプリは転売ヤーにはアカウントの凍結の基準が厳しいと有名です。
元々、フリマアプリはフリーマーケットアプリケーションの略であり、不要な商品を販売する目的で作られました。
そのため、新品の、それも転売目的で販売する人はフリマアプリ側からすれば邪魔な存在です。
転売ヤーには厳しいため、対処として転売ヤーのアカウントの凍結やアカウントの一時停止等を行います。
自動出品ツールを使っていると自動で出品が行われるので、出品数が増えていきます。
これによりスパム扱いになってしまうことで、アカウントの凍結が起こります。
しかし、現在ラクマでは自動出品ツールを使ったこと自体はアカウントの凍結基準にはなっていません。
メルカリであれば、IPアドレスを見ているため、同じIP上から出品が行われてしまうとアカウントの凍結対象になってしまいますが、ラクマの場合はIPアドレスを見ていないため、単純に同じ商品を出品しているのか、短時間に大量に出品していないかが見られているようです。
そのため、ラクマで運用する際には過度な出品を控えることで凍結のリスクを下げることができます。
複数アカウントの運用は自己責任で
基本的にラクマは複数アカウントの運用を禁止しています。
ラクマ自動出品ツールはもちろん1アカウントでも導入する価値はありますが、1アカウントで稼げることがわかれば、複数アカウントにして、稼ぎを何倍にもしたいと考えることが自然です。
一応、ラクマ自動出品ツールでは複数アカウントの運用ができるようにプランが用意されていますが、複数アカウントの運用は自己責任です。
仮にアカウントが凍結されてしまった場合には、売上金の引き出しに本人確認が必要になったりしますので、こまめに出金する等の対処を個々で行いましょう。
詐欺的なラクマ自動出品ツールに注意
ラクマツールはシステムです。
システムにはエラーがつきものですが、そもそも出品ができなかったり、書いてある機能が使えなかったりする場合には相応の価値がないと思ってもいいでしょう。
システムの開発や改修には結構お金がかかりますから、この部分をケチっている会社は上記のような現象が起きます。
他にも、ラクマに必要のないIP分散を謳っているラクマツールや今はサービスが停止されているプラットフォームの分の利用金額まで請求してくるところもあります。
また、サポートの対応が悪いところもあり、いつまで経っても連絡が返ってこなかったりするところもあります。
ラクマ自動出品ツールを運営しているところは一応会社ですから、平日の昼間にしか対応できないところも多いです。
使う側もそれを考慮して、丁寧に連絡を送ることで返答率や対応速度が上がるところもあります。
人間ですから、使う側もしっかりとした言葉遣いを心がけましょう。
まとめ
今回はラクマ自動出品ツールについて解説しました。
今回紹介しているツールの中には、私が実際に使ったことがないツールもありますので、サポートの待遇等がわからない会社も数多くあります。
ラクマ自動出品ツールは結構ニッチなシステムなので、TwitterなどのSNSで口コミがないケースがほとんどですし、実際に使ってみなければわからない部分もあります。
私はBlackCatを使い、利益を出せていますし、ラクマ自動出品ツールの中でも一番古参でユーザーのことを理解されているので、めちゃくちゃ重宝させていただいております。
特に何かこだわりがある等がない場合にはBlackCatを使っておけば間違いないと思います。