今回はAmazonのASIN取得の方法と転売やせどりで役に立つノウハウを解説します。
Amazonで仕入れや販売を行う上で、知っているのと知らないのでは稼げる額に雲泥の差が出てしまいます。
今回はAmazonのASINを取得する意味から徹底的に解説します。
また、AmazonのASINの取得はツールを使うことでかなり楽になりますので、ノウハウを理解した上でツールも導入してみましょう。
Amazonで用いられるASINとは?
Amazonを使ってビジネスをしていると、度々目にするこのASIN。
Amazonのみで流用されている言葉になりますので、知らない人も多いです。
ASINとは、Amazon内で商品ごとに定義されている10桁の商品コードのことです。
Amazonは日本だけでなく全世界に広がっているサービスですが、このASINは商品ごとに定義されているため、基本的に1つのASINに1つのみの商品が割り当てられています。
Amazonの検索窓でASINを検索すると、1つの商品が表示されます。
AmazonのASINを取得することで得られるメリットは?
ASINを取得するということは10桁のコードで商品を管理する必要があるためです。
コードで管理することのメリットは何があるのでしょうか。
転売やせどり系のツールに登録する作業が楽になる
転売やせどり系のツールは多くはありませんが、月に数百万稼いでいる人など、結果を出している人はわずかにあるツールをうまく使って効率的に稼いでいます。
Amazonで仕入れてフリマアプリで販売するだけでも利益が十分にとれることは、転売やせどりを行っている人であれば、多くの人が知っていることでしょう。
ここで発生する時間のかかる作業として、Amazonからの商品のリサーチとフリマアプリへの商品の出品作業が挙げられます。
手動でももちろん稼げます。しかし、やってみるとわかりますがかなり時間がかかってしまいます。
運良く利益の取れる商品を見つけられればいいのですが、初心者の方は特に時間がかかり、アルバイトをした方が割が良いことも多いです。
結果を出している人はツールを効率的に使い、この部分にかかる労力を100分の1~1000分の1程度までに抑えます。
ツールは以下で解説しますが、目利きができる人でもツールを使った方が稼げる金額は上がるということは、実際にツールを使っている人の実績を知っていればすぐにわかります。
価格の上下動にすぐに気付ける
Amazonの商品はセラー(出品者)の数によって、設定している金額が異なることがあるため、価格が頻繁に上下します。
同じ商品でも、Aというセラーが1000円で出していて、次の最安値のセラーBが1100円で出している状況があるとしましょう。
ここで、Aの商品が売り切れたり、Aが値上げを行うと次の最安値のBが表示されるようになり、Amazonの価格が1100円になります。
そして、別のセラーが900円で出品すると、900円がカートを取ることになります。
上記は簡単な例ですが、こんな感じでAmazon商品の値段は決まっているために、価格の上下が頻繁に起こるのです。
ASINを取得していて、価格が常にリアルタイムで見れる状況であれば、価格の変動に気づくことができ、最安値で商品を購入できたり、需要の高い売り切れになっている商品をすぐに見つけることができます。
AmazonからASINを取得する方法
AmazonからASINを取得してくる方法は様々ですが、自分がASINをどう使うのかによってもやり方が変わってきます。
上記のメリットと照らし合わせて考えてみましょう。
手動でASINを取得する
手動でASINを取得するには
・商品ページから取得する
・URLから取得する
以上の2つの方法があります。
このマスクのASINを取得したいとしましょう。
商品ページの下の方にいくと、上記画像のような欄があります。
このASINの部分をコピーして取得してくる方法です。
一般的に手動でASINを取得する場合にはこの方法が主流です。
ASINの取得件数がそこまで多くない場合やすでに取得すべきASINが決まっている場合などに用いられます。
続いてURLから取得してくる方法です。
Amazonの商品ごとのURLの中にはASINが記載されています。
少しわかりにくいですが、ここからコピーすることでもASINを取得できます。
【無料】自動でASINを取得する
無料かつ自動でASINを取得する方法です。
無料でも自動的にASINをスクレイピングしてくれるツールはあります。
ざっと調べただけでも以下のような無料ツールがあります。
・ユニコーン・スマッシャー
・ショッピングリサーチャー
・webscraper
・スクレピングツールimport.io
それぞれ解説しましょう。
ユニコーン・スマッシャー
ユニコーン・スマッシャーは商品のタイトル、URL、ブランド、在庫、価格などを一括でダウンロードできるツールです。
chromeの拡張機能で動作します。
無料にしては機能が豊富で、使い勝手がいいかと思います。
csvでのエクスポートもできます。
ショッピングリサーチャー
ショッピングリサーチャーはGoogle chromeの拡張機能で提供されているツールです。
Excelにcsv形式で取得してくることはできません。
webscraper
webscraperも同様にGoogle chromeの拡張機能です。
取得できる部分はASINのみです。最低限の情報だけ入手したい人にはおすすめできるツールです。
日本語には対応していないため、日本人には少し使い勝手が悪いかもしれません。
スクレピングツールimport.io
Googleの拡張機能で動作し、csvではなく、Googleスプレッドシートにて出力ができます。
こちらも英語対応の操作です。
【転売ヤー・せどらー用】自動でASINを取得する
無料のASIN取得ツールは転売ヤー用として作られたツールではないため、利益に直結しなかったり、微妙に使い勝手が悪かったりします。
有料の方が転売ヤー・せどらーには使いやすく、利益を生むために開発されているので転売ヤー・せどらーの方は有料の方を選ぶといいと思います。
私も無料のASIN取得ツールを使っていましたが、リストの整理や出品ツール用にcsvファイルを作成しなおさなければならず、非常に手間になっていました。
今回紹介するのは「Amazon商品データ取得ツール」というもの。
Amazon商品データ取得ツールはこちら
こちらのツールは、実際に結果を出しているせどらーが開発したツールで、ラクマ自動出品ツールのBlackCatと互換性があります。
ASINを自動取得してくるだけではなく、その取得したデータに任意の利益をのせて自動でラクマ用の出品ファイルを生成することができるのです。
Amazon仕入れ→ラクマ販売を行う人にはこれ以上ない転売ヤー・せどらーに向いているツールだと思います。
単純にASINを取得するだけでももちろん使えるツールになりますので、導入しておいて損はないと思います。
\Amazonで利益の出る商品が一発で見つかる!/
使い方や私が実際に使ってみた結果は以下にまとめてあります。
Amazonの転売ツールで売上が数倍変わる!絶対導入すべきツール3選まとめ
今回はAmazonのASIN取得に関する解説記事となりました。
普通にAmazonASINを取得するだけならば、chromeの拡張機能を使った無料のツールでいいと思います。
しかし、転売やせどり用に使うのであれば、それ用に開発されたツールを使った方が時短になり、メリットが大きいです。
今回紹介した転売ヤー・せどらー用のツールは買い切り型のツールになりますので、最初に買えばAmazonの更新がない限りはずっと使うことができます。
無料のツールでやりくりするのもいいですが、人件費に比べればかなり安く抑えられるので、便利なものには積極的に課金していきましょう。