ラクマ転売って本当に稼げるの?
メルカリ転売はよく聞くけど、ラクマってなに?
今回はラクマ転売で月50万円稼いでいる私が、その方法と注意点を解説します。
アカウントの凍結に関する記述もしますので、アカウントの運用に苦しんでいる人にもためになる記事だと思います。
ラクマ転売とメルカリ転売の違い
まず初めにラクマ転売とメルカリ転売の違いについて解説します。
ラクマとは
ラクマは元々、フリルという名前でフリマアプリを運営していました。
のちに楽天がフリマアプリ事業を始め、そこでできたフリマアプリがラクマです。
売上高はメルカリ、フリル、ラクマの順で、ラクマは3位の位置にいました。
楽天はフリルを買収を行い、それによってフリルとラクマが一緒のサービスになりました。
旧ラクマがなくなって、旧フリルの方が現在のラクマになったわけです。
ややこしいですが、今のラクマは旧フリルと旧ラクマのユーザーがいるサービスとなっています。
メルカリ転売と何が違うのか
よくラクマ転売はメルカリ転売と比べられます。
実際にメルカリ転売を行っていた人がラクマ転売に移行する例は数多くあります。
主な理由は2つあり、「メルカリのアカウント凍結対策ができなかった」もしくは「販路開拓のため」です。
メルカリはアカウントの凍結に関してかなり厳しく取り締まっています。
フリマアプリの売上高は日本一のメルカリはそれなりに商品を買ってくれる人がいるので、一時期はかなり商品が売れました。
私も当時は毎日のように郵便局の車いっぱいになるくらいに商品を送っていました。
しかし、あるときを境に転売ヤーのアカウントが一斉に凍結され、今や一部の転売ヤーしか残っていません。
ここで凍結の対策ができた転売ヤーは今でも残っていますが、ほとんどの転売ヤーが対策できなかったため、ラクマに流れるという今の構成になりました。
ラクマ転売はメルカリ転売と同じくらい儲かる
私もラクマ転売を始めたわけですが、移行した当初はそれほど儲かりませんでした。
というのも、フリルとラクマが一緒になっていなかったですし、自動出品ツールもありませんでした。
商品を手動で出品するしかなく、外注化してもそれなりに人件費がかかりますし、購入者もメルカリほど多くはないというのがラクマの現状でした。
しかし、最近は全く違い、ラクマでもメルカリと同じくらい儲かるようになってきています。
上記でメルカリのアカウント凍結対策ができている人は今でも残っている話をしましたが、これは出品数を抑えたりしなければならない制約がついています。
つまり、需要の高い商品を豊富に持っていても出品ができないので、売れる個数に限界があるわけです。
例え、出品すれば常に売れる商品を出品し続けたとしても、出品数が多くなってしまうので、結果的に凍結されるという理不尽な現象が起こっていました。
私もメルカリで出品すれば数分で売れる人気な商品を多数取り扱っていましたが、出品数が多くなって結果的に凍結されるので、出品数を抑えなければならない状況がありました。
これにより、出せる数に違いがあるので、ラクマの売上も上がり今やメルカリと同じくらい儲かるようになっています。
ラクマではアカウントが凍結されないのか
ここで疑問なのが、メルカリと違ってラクマは凍結されないのか?というもの。
ラクマでもアカウントの凍結はあります。
しかし、メルカリと比べれば結構甘いです。
メルカリの初期アカウントでは、1日に10個商品を出品しているとアカウントが凍結されてしまうことも多いですが、ラクマでは1日200個出品しても未だに凍結されることは少ないです。
この差がかなり大きいことは言うまでもありません。
さらに、メルカリでは本人確認も厳しめなので、本人情報が他のアカウントと重複していれば最悪売上金の没収になります。
しかしラクマでは、本人確認を提出する前に売上金を回収していれば、本人確認の必要はありません。
ラクマ転売はどこから仕入れると利益が出しやすいのか?
ラクマ転売と一言に言っても、ラクマで売るのが目的なのか、仕入れるのが目的なのかで出せる利益が結構変わってきます。
今回は実際に検証してみた結果から、詳細をまとめてみました。
ラクマ仕入れ
まず、ラクマで仕入れて他のプラットフォームで売る方法です。
ラクマで出品されている商品は一般人が出品している商品なので、相場はあってないようなものです。
場合によっては格安で出品されていることもあります。
すでに売れてしまっていますが、炊飯器が出品されていました。
送料込みで2250円で新品の商品です。
これをAmazonで見ると、
3940円で売られています。
Amazonの手数料などをもろもろ引くと、1000円くらいは利益が出そうです。
ただ、この手法で転売を行う場合には、メルカリの方がいいかもしれません。
出品する一般ユーザーはラクマよりもメルカリの方が圧倒的に多いので、こういった掘り出し物はメルカリの方が探しやすいです。
実際にラクマで利益の取れる商品を探しましたが、そこまで多い印象ではありませんでした。
フリマアプリ仕入れを行う際の注意点は中古品を仕入れると、画像や商品説明ではわからないような汚れや不具合がわからなかったり、古物商許可証が必要だったりします。
ラクマ転売では実際に自分が使うわけではないので、後々クレームになったときの対応が困難です。
中古品はなるべく避けた方が無難でしょう。
差別化を図りたい人は古物商許可証を取り、敢えて中古品で勝負することもできますが、私はおすすめしません。
また、目当ての商品が出品されたら、即時通知するツールも過去にはありましたが、今はメルカリのツールは全般的に禁止されているので、そこまでおすすめな転売方法ではありません。
ラクマ販売
他のプラットフォームから仕入れてラクマで転売する方法です。
私もこの方法で実践しています。
ラクマで販売することのメリットは以下になります。
・自動出品ツールがあるので出品作業が簡略化しやすい
・出品後、数分で商品が売れることも珍しくない
・利益率が他のプラットフォームよりも圧倒的に高い
それぞれ解説します。
自動出品ツールがある
ラクマはメルカリと違い、自動出品ツールがあります。
メルカリの自動出品ツールは過去にいくつか出ていましたが、現在では大したツールはありません。
しかし、ラクマの方は高性能な自動出品ツールがあり、それによって利益の増大が見込めます。
寝ている間にも出品をつづけてくれるので、起きたら数万円の利益が出ていることも珍しくありません。
自動出品ツールの可否はラクマ転売では最も大きなメリットとなります。
私が使っている高性能なラクマツールはこちら
すぐに商品が売れる
フリマアプリの特性と言える部分ですが、メルカリやラクマは仕様上、アプリのトップに出品された順で商品がタイムライン上で流れてきます。
ここで、購入者がほしい商品があると、相場をそこまで調べずに購入するという行動に出ます。
このため、出品後に商品がすぐに売れる現象が起こります。
仮にここで買われなかったとしても、検索ボックスで自分が出品した商品に含まれているキーワードをたたくと、これも出品された順で表示されるので、新着商品は単純に露出が多くなります。
購入者が買える値段で、かつ需要の方が上回っている商品の場合、案外簡単に商品が売れていきます。
この部分は実際にフリマアプリを運用されている方ならば容易に想像できるでしょう。
利益率が高い
私もフリマアプリ以外で商品を販売することが多々ありますが、転売においてはフリマアプリは最高の利益率を誇っていると思います。
OEMや自社ブランドを広める目的ならばAmazonや自社ECなどでも利益は十分にとれますが、転売となると、すでに市場に出ている商品をいかに高くで売るかが肝になってきます。
Amazonやヤフオクは競合が多く、仕様的に価格が最も安い商品から売れていく仕様になっています。
上記のすぐに商品が売れることと被りますが、フリマアプリは新着順での露出が多いため、そこまで安くなくても商品が売れます。
そのため、転売ヤーからすると、商品が高値で売れる最高の販売プラットフォームであると言えます。
Amazonでは利益率10%とかなのに、フリマアプリでは50%の利益率が出る商品なんかも珍しくありません。
ラクマ転売で売れるおすすめの商品カテゴリ
具体的にラクマではどういった商品が売れるのでしょうか。
ラクマで売れる商品カテゴリ一覧
ラクマは若い女性がユーザー層として多く、それに伴うカテゴリの商品がよく売れます。
また、メルカリに比べて手数料が安いので、販売価格も全体的に若干安いことが特徴として挙げられます。
・ホーム&キッチン
・ジュエリー
・アパレル
・ベビー&マタニティ
・ペット用品
・サバイバル用品
・カー用品
上記の商品カテゴリはラクマでも頻繁に売れており、需要が高いカテゴリであることがわかります。
これらのカテゴリを中心にラクマ転売をしていけば、自然に成果が出せるようになります。
Amazon商品データ自動出品ツールが効果的
ラクマ転売を含むフリマアプリ転売では、Amazonで商品を仕入れても十分に利益が出せます。
意外ですがAmazonは仕入先としてとても優秀で、すぐに商品が届く上に商品の値段は安いです。
フリマアプリは転売ヤーからすると、日本で一番商品の価値が高い販売プラットフォームです。
これはフリマアプリの性質ともいえる部分です。
転売をしていると、いろんなサイトで少しでも安く商品を買おうとする癖がついてしまいますが、一般的にはそこに自分がほしい商品があるから買う。という思考の方が多いようです。
これを活かしたツールが公開されています。
カテゴリで商品を一括取得できますので、今回紹介したカテゴリも合わせて取得することで、利益を増幅させることができます。
詳しくは以下で解説しています。
Amazonの転売ツールで売上が数倍変わる!絶対導入すべきツール3選ラクマ転売は自動出品ツールを使うことでかなり効率化ができる
メルカリ転売とラクマ転売の違いは自動出品ツールがあるか否かというところが結構大きいです。
メルカリが転売ヤーのアカウントを凍結する前は30もの業者が自動出品ツールを提供していました。
しかし、転売に関する取り締まりが厳しくなったのを境に、自動出品ツールは跡形もなくなくなりました。
今でも若干残っていますが、当時のような多機能なものではないですし、アカウントの凍結対策も甘いものです。
【2021年最新版】今でも使えてバリバリ稼げるメルカリツールまとめネット上にメルカリの自動出品を公開していると、メルカリの弁護士から自動出品ツールサービスの停止命令文書がきます。
そのため、今動いているメルカリの自動出品ツールは限られたオンラインサロンか、自社開発をしているところのみです。
一方でラクマの方は自動出品ツールが今でもネット上に公開されています。
数は少ないですが、当時のメルカリのように多機能な自動出品ツールが出ています。
古参なツールは3年以上にも渡って運営を続けているので、安定しているツールであることがわかります。
【2020年9月最新版】実際に転売ヤーが選んだラクマツール一覧自動出品ツールがあるのとないのでは雲泥の差があり、自分が寝ている間や他の仕事をしている間にも出品を続けてくれるので、ある意味不労所得でもあります。
これによって、ラクマ転売の売上は手動の数倍~数百倍にもなります。
ラクマ転売に関するQ&A
ラクマ転売でよく話題に上がる質問をまとめました。
ラクマは転売行為が禁止では?
転売は禁止ではありません。無在庫転売は禁止です。
ラクマで買ったものをラクマで売っても利益が出る?
タイミングによっては利益が出ます。
需要のある商品が他の購入者が買う前に買い、それを相場で売ることで利益が出せます。
しかし、この方法は非常に非効率で、いつ出品されるのかわからない商品を待つ必要があります。
確かに人気の高いゲーム機などは、1個で数千円~数万円の利益が取れることもたまにありますが、あくまで「たまに」なので、期待している時間があったら確実に利益の取れる商品を安定的に運用した方が稼げます。
また、自動購入などのツールはラクマでも出ていないので、効率化ができません。
ラクマの販売手数料は?
ラクマの販売手数料は3.85%です。
メルカリは10%なので相当安いことがわかります。
売る側としてはありがたいですよね。
あまり気にする人はいませんが、利益率に直結する部分になりますので、売れる個数がメルカリと同じならばラクマの方が利益率でみるとかなり高く設定できます。
メルカリよりも販売価格を落とすこともできるので、回転率も上げられます。
ラクマでアカウントが凍結されるトリガーはなにかありますか?
どうしても避けられないのがアカウントの凍結。
メルカリよりもアカウントの凍結がされにくいのは上記でも解説しましたが、それでもアカウントが凍結されてしまうときはされます。
ラクマはメルカリと違い、出品数ではなく、購入者からの違反通知によってアカウントが凍結されることが多いというデータがあります。
例えば、頻繁に同じ商品を出品していたり、ユーザーへの対応が悪かったりする場合に、ユーザーがラクマ運営に対して違反報告を行います。
この件数が多すぎるとアカウントが凍結されたり、一時的に使えなくなったりしてしまいます。
他にも禁止されている商品を出品することでもアカウントの凍結対象となりますが、ここは皆さま承知されていると思います。
最近でいうとマスクなんかがそうですね。
まとめ
今回はラクマ転売に関する解説でした。
私も実際にラクマ転売を実践していますが、結構儲かります。
固定概念などで儲かることを知っている人がそこまでいなかったり、実践する人がいないのは私たちにとってはありがたいことです。
たまに転売を悪いことのように言う人がいますが、コンビニも転売ですし、自動販売機も転売です。
じゃんじゃん儲けて様々な事業に投資していきましょう。